ハウスコム株の初値3.3%安、賃貸建物への入居仲介-大東建子会社

大証ジャスダック市場にきょう新 規株式公開(IPO)したハウスコム株は、公開価格(600円)を3.3% 下回る580円で初値を付けた。

同社は1998年7月に創業。賃貸建物への入居者の仲介あっせんを 主要事業とし、管理業務やリフォームも手掛ける。営業拠点は、首都 圏を中心に123店舗。親会社は大東建託。

2012年3月期の単独業績予想は、売上高が前期比4.6%増の79 億1255万円、営業利益は同3.2%増の5億2430万円、1株当たり純 利益は91円を見込む。公開価格から算出した予想PER(株価収益率) は6.6倍。

水戸証券投資情報部の岩崎利昭課長は、「事業内容的に類似する上 場企業が多く新味に乏しい上、業績の伸びも目立っている訳ではない」 と指摘。また、親子上場ということで、資本政策面での不透明感もあ り、初値の公募価格割れにつながったとの見方を示した。

一方、「配当利回りの相対的な高さが、株価の下支え要因」と、岩 崎氏は言う。会社側は今期配当を27円30銭と計画。公募価格ベース での配当利回りは4.6%だ。実際、初値後の株価は底堅く推移し、一 時606円と公開価格を上回る場面もあった。

公開株数は80万5000株(公募70万株、オーバーアロットメント による売り出し10万5000株)。主幹事は大和証券キャピタル・マーケ ッツ。

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