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ブラジル株:4日ぶり下落-米成長率予想引き下げと国内雇用統計で

22日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が4営業日ぶりに下落。米国の経済成長が鈍化する との見通しが嫌気されたほか、ブラジルの失業率が前年比で低下した ことから、同国中銀が一段の景気抑制策を講じるとの懸念が高まった。

中南米最大の鉄道会社オール・アメリカ・ラチーナ・ロジスチカ は1カ月ぶり大幅安。住宅建設のMRVエンジェニャリア・エ・パル チシパソンエスを中心に内需関連株も軟調。一方、クレディ・スイス・ グループが投資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォー ム」に引き上げたカード決済処理会社のレデカードが買われ、相場全 体の下げはやや抑えられた。

ボベスパ指数は前日比0.4%安の61194.09で終了。同指数構成銘 柄のうち値下がりは47銘柄、値上がりは20銘柄。同指数は一時0.7% 高まで上昇したが、米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日の連邦 公開市場委員会(FOMC)で経済成長率の予想を下方修正したほか、 6000億ドル(約48兆円)の国債購入計画を今月で終了させる方針をあ らためて示したことから米国株が下落した流れを引き継ぎ、値を下げ た。通貨レアルは0.3%安の1ドル=1.5903レアル。

ヘッジファンドのメルカト・ジェスタン・ジ・レクルソスで28億 レアル(約1400億円)相当の運用に携わるロニ・ラセルダ氏は、「相 場は既に非常にネガティブな環境を織り込み済みだ」と指摘。「中長期 的にみれば、現在の水準はかなり魅力的だ」と述べた。

ブラジル地理統計院(IBGE)がこの日発表した5月の失業率 は6.4%と、前年同月の7.5%から低下。5月としては過去最低を記録 した。前月比では横ばいだった。

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