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欧州債:アイルランド国債など下落-ギリシャ内閣信任も懸念根強い

22日の欧州債市場では、アイ ルランドとポルトガルの国債相場が下落。ギリシャのパパンドレウ首 相の改造内閣が議会で信任を得たものの、ユーロ圏のソブリン債危機 が終了する兆候とはならないとの見方が広がった。

アイルランド2年債と10年債利回りは過去最高を記録。ポルト ガルの2年債と10年債の利回りも最高に達した。ギリシャをめぐる 焦点は、パパンドレウ首相が来週の採決で780億ユーロ(約9兆円) 規模の財政再建パッケージを通過させられるかどうかに移った。

一方、ドイツ国債は上昇。域内で最も安全とされる同国債を求め る動きが広がった。

ロイズ・バンク・コーポレート・マーケッツの債券ストラテジス ト、エリック・ワンド氏(ロンドン在勤)は「ギリシャ内閣が信任を 得たものの、市場はまだ慎重だ」と指摘。「緊縮策の議会通過はより 困難な道のりとなるだろう。状況がそれほど変わっていないとの懸念 がある。周辺国債は依然として脆弱(ぜいじゃく)だ」と続けた。

ロンドン時間午後4時27分現在、ポルトガル10年債利回りは 前日比18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の

11.31%。一時は11.36%に達した。ポルトガル2年債利回りは

13.75%まで上げた後、49bp上昇の13.71%となった。

アイルランド10年債利回りは32bp上げ11.72%。アイルラ ンド2年債利回りはユーロ導入以後の最高となる13.25%を付け た。前日比では48bp上昇した。

一方、ドイツ10年債利回りは前日比3bp低下の2.95%。16 日には2.91%まで下げ、1月11日以来の低水準となった。ドイツ 2年債利回りは5bp下げ1.49%。

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