米財務長官:中小企業向け基金への申請116億ドル、近く融資開始へ

ガイトナー米財務長官は、財務 省の中小企業融資基金がこれまでに受け取った融資申請の総額が 116億ドル(約9300億円)に上ったとし、近く資金を分配する計 画だと明らかにした。

ガイトナー長官は22日、下院中小企業委員会の公聴会で証言。 事前に準備された証言原稿によると、「中小企業の経営者は、リセッ ション(景気後退)や信用危機の影響で不相応な苦境に立たされてい る」と発言。「中小企業はリセッションや住宅バブル破裂の打撃を特 に受けたセクターに集中している。つまり建設と不動産業界だ」と述 べた。

300億ドルの中小企業向け融資プログラムは、昨年9月に議会 とオバマ政権が設立した。地方銀行に低金利の資金を提供することで 中小企業への融資拡大を促す狙いがあった。同プログラムは、地方銀 行が基本的には問題資産購入計画(TARP)に基づく債務の借り換 えのために新たな資金を活用することを認めている。ガイトナー長官 によれば、財務省はこれまでに869件の申請を受け取り、近く資金 提供を開始すると見込んでいる。

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