スペイン財務相:金利上昇は政府予算の想定範囲内-赤字目標脅かさず

スペインのサルガド経済・財務相 は、同国の政府予算は「非常に控えめな」資金調達コストを前提にし ているため、金利の大幅上昇によって財政赤字の目標達成が危ぶまれ ることはないとの見通しを示した。

同相は21日、マドリードで電話取材に応じ「われわれの予算は非 常に控えめな予測に基づいて組まれた」と説明。「予算で認められた金 額を使い切る必要に迫られたことはこれまでなかった」と述べた。

スペインの10年債利回りは先週、10年ぶりの高水準に上昇。ギ リシャのデフォルト(債務不履行)観測が強まったことや、スペイン 政府の入札で15年債の平均落札利回りが6%を上回ったことが背景。 社会労働党政権は、過去30年で最も厳しい緊縮財政措置や労働規定の 改正、資産売却により、ソブリン債危機の国内経済への波及を食い止 めようとしている。

サルガド経済・財務相は、スペイン最大の電話会社、テレフォニ カが10日、市場環境を理由にコールセンター事業の新規株式公開(I PO)を取りやめたものの、宝くじを手掛ける国営ロテリアス・イ・ アプエスタス・デル・エスタドの民営化計画は「大きな成功」を収め るとの見通しを示した。

同相はまた、金利上昇にもかかわらず、国内総生産(GDP)成 長率見通しを今年1.3%、2012年2.3%に据え置いていると発言。今 年1-3月期のGDPは政府予測に「矛盾するものではない」と指摘 した。

-- Editors: Matthew Brockett

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Emma Ross-Thomas in Madrid at +34 91 700 9674 or erossthomas@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Matthew Brockett at +49-69-92041-224 or mbrockett1@bloomberg.net

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