米社債保証コスト、3カ月ぶり大幅低下-クレジットデリバティブ

21日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが3カ月ぶり の大幅低下となった。ギリシャのパパンドレウ政権がこの日、同国議 会で信任され、デフォルト(債務不履行)回避につながるとの見方が 広がった。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後5時21分(日本時間22日午前6時21分)現在、2.9 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の96.6bpと、3月 18日以来の大幅な下げ。今月16日には100.5bpと、昨年10月以来 の高水準を付けていた。

ギリシャのパパンドレウ首相は、同国が欧州連合(EU)の支持 を得ており、金融危機からの再生に向けて欧州各国との厳しい交渉に 臨んでいると表明。ギリシャ救済を最優先課題とする同首相の姿勢を 受け、同国がデフォルトに陥り、世界の信用市場が混乱するとの懸念 が和らいだ。

北米のジャンク級企業の社債に連動するマークイットCDX北米 ハイイールド指数のプライスは、0.7ポイント上昇して額面の100.4%。 プライスは投資家心理改善に伴い上昇する。

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