NY原油先物(21日):小幅続伸-ギリシャ懸念後退で代替投資需要

ニューヨーク原油先物相場は2 日連続で小幅上昇。ギリシャのパパンドレウ首相が21日の信任投票 を乗り切り、デフォルト(債務不履行)回避に向け一歩前進するとの 観測が広まった。

欧州首脳陣がギリシャのデフォルトは回避可能との見解を表明し た後、ユーロが対ドルで上昇。ドル安は代替投資先としての原油 買いを後押しした。国際エネルギー機関(IEA)はサウジアラビア が原油を増産している可能性を指摘。これを受けて上げ幅は縮小した。

トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード) のアナリスト兼ブローカー、ジーン・マクギリアン氏は「ギリシャが 信任投票を乗り切ることができれば、株式とドル相場の反応が原油価 格を一層押し上げるだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は前日 比14セント(0.15%)高の1バレル=93.40ドルで終えた。過去 1年間で20%上昇した。より取引量の多い原油先物8月限は前日比 54セント(0.6%)高の1バレル=94.17ドルだった。

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