5月米中古住宅販売:3.8%減の年率481万戸、6カ月ぶり最低

5月の米中古住宅販売は、過 去6カ月間で最低だった。

全米不動産業者協会(NAR)が発表した5月の中古住宅販 売件数(季節調整済み、年換算以下同じ)は、前月比3.8%減の 481万戸となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト調査の予想中央値は480万戸だった。前月は500万戸(速 報値505万戸)に修正された。

地域別では、全米4地域のうち3地域で減少。最も減ったの は中西部で6.4%減。

中古住宅価格(中央値)は前年比で4.6%低下して16万 6500ドル。ローンが焦げ付いた住宅の比率は31%だった。

5月の中古住宅在庫は372万戸に減少。販売に対する在庫比 率は9.3カ月。4月は9カ月だった。ローンが焦げ付いた物件は 180万戸。焦げ付き物件が住宅価格を押し下げている。

スタンダードチャータード銀行の米国担当エコノミスト、デ ービッド・シーメンス氏(ニューヨーク在勤)は、「落ち込みが弱 まる気配はまったくない」と述べ、「焦げ付き物件の販売が住宅価 格を一段と押し下げるだろう」と指摘した。

現金取引が拡大

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は21日の 記者会見で、販売のうち約30%が現金による取引だと述べた。 NARは2008年8月から現金取引の比率を調査しているが、それ以前 は年間平均で10%程度。現金取引の大部分は投資目的という。

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