野田財務相:外為特会活用した復興ドル債の引き受けに慎重姿勢

野田佳彦財務相は21日午前の参院 財政金融委員会で、外国為替資金特別会計を活用した「復興ドル債」 の引き受けについて「財政規律上問題がある」として慎重な姿勢を示 した。みんなの党の中西健治氏への答弁。復興ドル債は、外為特会が 保有する満期を迎えた米国債を、東日本大震災の復興費用調達のため、 ドル建ての日本国債や財投機関債に振り替えて発行する仕組み。

中西氏は、1年で約15兆円もの満期を迎える米国債を再投資せず に日本政府や財投機関が復興ドル債の形で発行して外為特会が購入し、 為替スワップを通じて円資金に換えることで復興に活用できると提唱。

これに対し野田財務相は「外為特会が政府短期証券を発行して得 た外貨資産を復興ドル債という政府の別の債務として引き受けること は本来、一般会計やほかの政府機関が資金調達すべき債券を外為特会 に負担させることにほかならない。慎重に考えるべきだ」と反論した。

-- Editors: Norihiko Kosaka, Junko Hayashi

参考画面: 記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 下土井京子 Kyoko Shimodoi +81-3-3201-3142 kshimodoi@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: 東京 大久保義人 Yoshito Okubo +81-3-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net 香港 Paul Panckhurst +852-2977-6603   ppanckhurst@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE