債券投資家のインフレ期待、連銀調査が示すよりも低い公算-SF連銀

債券投資家のインフレ期待がフィ ラデルフィア連銀の経済調査「サーベイ・オブ・プロフェッショナル・ フォーキャスターズ」(SPF)が示すよりも低い可能性が高いとサン フランシスコ(SF)連銀の調査担当者らが指摘した。

SF連銀の調査担当者らは20日公表した論文で、米国債とインフ レ連動債(TIPS)との利回り格差(ブレークイーブンレート)に 基づいてこうした結論に達し、インフレスワップ(物価連動型金利ス ワップ)を用いて、予想される流動性プレミアムのレンジを導き出し たと説明した。

インフレ期待は、米連邦準備制度理事会(FRB)の将来の金融 政策の指針となる。FRBは21日から2日間の日程で連邦公開市場委 員会(FOMC)を開く。SPFによると、個人消費支出(PCE) 価格指数で見たインフレ率の向こう10年の予想中央値は5月時点で

2.3%だった。

SF連銀の論文は「われわれのモデルに基づくインフレ予測は、 債券投資家のインフレ期待がSPFの調査結果よりもはるかに低いこ とを示唆している」と指摘した。

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