香港株(終了):ハンセン指数、9カ月ぶり安値-不動産株が安い

香港株式相場は下落。不動産関連 株が下げる中、ハンセン指数は9カ月ぶりの安値を付けた。ユーロ圏 諸国がギリシャのデフォルト(債務不履行)を回避するため、7月に 予定していた融資実行で合意に至らなかったこともマイナス材料。

時価総額で世界最大の不動産開発会社、サンフンカイ・プロパテ ィーズ(新鴻基地産発展、16 HK)は2%安。同社の郭炳湘前会長が不 動産価格は値下がりするとの見通しを示したことや、香港の曽俊華財 政官が住宅市場の抑制に向け追加措置を講じる可能性を示したことが 嫌気された。同業として時価総額で香港2位のチョンコン・ホールデ ィングス(長江実業集団、1 HK)は3.8%下げた。

売上高の大半を欧州で稼ぐ衣料小売りのエスプリ・ホールディン グス(330 HK)は3.5%下落。欧州最大の銀行、HSBCホールディ ングス(5 HK)や複合企業のハチソン・ワンポア(13 HK)も売られた。

ハンセン指数は前週末比95.75ポイント(0.4%)安の21599.51と、 終値としては昨年9月10日以来の安値。ハンセン中国企業株(H株) 指数は前週末比0.3%安の12009.33で引けた。

KGIアジアのベン・クウォン最高執行責任者(COO)は「相 場の勢いは弱く、市場全体のセンチメントも引き続き非常に警戒感が 強い」と指摘。欧州債務危機を考慮すると、「不確実性が全て払拭(ふ っしょく)されたと言うにはなお時期尚早だ」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE