NY原油時間外:下げ幅1ドル超-世界経済軟化とギリシャ債務危機で

ニューヨーク原油先物相場は、20 日の時間外取引で一段安。4カ月ぶりの低水準で推移している。世界経 済の軟化とギリシャ債務危機で燃料需要が減少するとの見方が強まっ た。

原油先物相場は一時、1.7%下落した。先週は5月6日終了週以降 で最大の下落だった。欧州連合(EU)はギリシャを債務不履行に陥ら せない救済策合意に失敗した。5月の日本の輸出の減少幅はエコノミス トの事前予想を上回った。21日に発表される5月の米中古住宅販売は 今年最低水準まで落ち込むと予想されている。原油相場は長期の下値 支持線である200日移動平均線を2営業日連続で割り込んだ。

ナショナル・オーストラリア銀行の鉱物・エネルギー担当エコノミ スト、ベン・ウェストモア氏(メルボルン在勤)は「最大の要因は引き 続き欧州の債務危機だ。金融危機の時に原油価格に何が起きたかを見れ ば、これらの危機が大きな影響をもたらすことが分かる。世界経済も減 速しているようだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限はシンガ ポール時間午後1時28分(日本時間同2時28分)現在、1.59ドル安 の1バレル=91.42ドルを付けた。取引時間帯中としては2月22日以 来の安値。7月限は21日に納会を迎える。次の中心限月の8月限は

1.48ドル(1.6%)安の91.92ドルを付けた。

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