コンテンツにスキップする

旭ダイヤ株20年ぶり高値、今期も最高益と計画-太陽電池向け伸長

ダイヤ工具首位の旭ダイヤモンド 工業の株価が続伸し、約20年ぶりの高値を付けた。未定としていた今 期(2012年3月期)業績予想を17日に公表、連結純利益は2期連続で 過去最高を更新すると見込んでいる。

株価は一時、前週末比4.6%高の1861円を付け、1991年5月14日 以来の高水準に回復した。

同社の今期業績計画では、連結純利益は前期比14%増の78億円を 見込む。前期は前の期比7.3倍の68億円に急拡大し、91年3月期以来、 20期ぶりに過去最高益を更新した。今期の連結売上高予想は前期比 14%増の485億円、年間配当は1株あたり35円と、前期から5円増配 する。

同社総務部長の鈴木徹氏によると、電着ダイヤモンドワイヤソーが 太陽電池材料の加工向けに伸びると見込んでいるほか、スマートフォン (高機能携帯端末)の普及拡大を追い風に電子・半導体分野も拡大する 見通し。事業分野別の収益予想は今週中にも自社ホームページなどに掲 載するとしている。

東海東京調査センターの大平光行シニアアナリストは、今期の「利 益計画は慎重で、上振れが期待できる」と指摘する。大平氏は「今の事 業環境下で売上高が14%伸びる機械工具・消耗品系メーカーはまれ。 過去10年間の株価収益率(PER)が15-20倍前後で推移してきたこ とを考えると、13倍台後半の現状の株価は割安だ」と述べていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE