コンテンツにスキップする

オリンパス株が続伸、下期回復とコスト削減で今期純利益2.4倍へ

オリンパスの株価が続伸。下期か らの販売回復やコスト削減により、今期(2012年3月期)連結純利益 は前期比2.4倍を見込むと17日に発表。利益急回復を評価した買いが 優勢で、前週末比2.8%高の2749円まで上昇した。

12年3月期の連結純利益予想は前期比2.4倍の180億円。東日本 大震災の影響による原材料調達の遅れなどの影響が上期に残るが、下期 には回復、さらにグループ全体で取り組むコスト削減効果を見込む。同 社は、震災の影響を読み切れないとして、これまで業績予想を未定とし ていた。

野村証券の甲谷宗也アナリストは、オリンパスのウッドフォード新 社長が掲げたコスト削減計画が同証券の想定を上回ったことは好印象だ と、17日付の投資家向けリポートで指摘している。会社側のデジタル カメラの販売台数前提(前期比17%増の950万台)が楽観的な印象で 懸念は残るが、「コスト削減推進、来期までに想定される医療事業での 新製品投入などを受け、評価が向上する公算は大きい」という。

野村証では、投資判断「買い」、目標株価3400円を据え置いてい る。目標株価はDCF(ディスカウントキャッシュフロー)法で算出し ており、震災の影響が一巡する来期予想基準のれん控除後の株価収益率 (PER)で19倍に相当する。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE