短期市場:翌日物0.06%中心、当座預金34兆円台に急増-国債償還で

短期金融市場の無担保コール翌日 物は誘導目標「0-0.1%」に対して0.06%中心で取引されている。 この日は国債の大量償還日で当座預金残高が34兆円台に急増する見 込みで、資金余剰感が強い。

短資会社によると、朝方に一部の証券会社が0.065%で調達した 後は、0.06-0.065%での出合いが続いている。都市銀行や信託銀行が 調達している。前週末の加重平均金利は0.068%だった。

この日は国庫短期証券(TB)3カ月物と1年物、5年債と10 年債と20年債の発行が重なる決済集中日。ただ、国債の償還、利払い で財政要因が7.3兆円程度の大幅余剰になり、当座預金も前週末の29 兆円から34兆円台半ばと、4月28日以来の高水準になる見込み。

準備預金の積み上げ期間(6月16日-7月15日)の序盤にあた るが、15日の年金払いやこの日の国債償還の影響で足元資金が膨らみ、 銀行の調達意欲は弱まっている。

前週末のレポ(現金担保付債券貸借)は、20日から22日にかけ て受け渡しされる翌日物が0.09-0.10%で推移。取引の中心が0.1% 割れの水準に弱含んだ。本店共通担保オペ8000億円(21日-7月7 日)の応札額は5160億円だった。

一方、TB利回りは資金余剰で買いが優勢の展開が続く見通し。 前週末は9月償還銘柄が0.095%、11、12月償還は0.10%、1年物は

0.1175-0.12%と、それぞれ小幅低下して取引された。0.1%以上の銘 柄に需要が集まり、利回り曲線が平たん化している。

日銀は、即日の金融調節を見送った。この日の当座預金は5兆 7000億円増の34兆6000億円程度と、4月28日以来の高水準になる 見込み。準備預金(除くゆうちょ銀)は1兆2000億円増の22兆6000 億円程度。国債の償還、利払いで財政要因が7.3兆円程度の大幅余剰 になる。準備預金の残り必要積立額(1日平均)は4兆3700億円、積 みの進ちょく率かい離幅はプラス6%程度。

--取材協力:持田譲二 Editors:Hidenori Yamanaka,Joji Mochida

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