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【個別銘柄】電力、石油、不動産、マツダ、ガイシ、りそな、オリンパ

きょうの日本株市場で、株価変動 材料が出た銘柄の終値は以下の通り。

電力株:中部電力(9502)が前週末比7.9%高の1440円、関西電 力(9503)が7.7%高の1420円など。東証1部33業種で電気・ガス指 数は上昇率1位。経済産業省原子力安全・保安院は18日、過酷な原子 力発電所の事故に対して全国の電力会社がとっている「緊急安全対策は 適正」との評価結果を公表。海江田万里経産相は「停止中の原発の再稼 働は可能」との見解を示し、中長期的な発電能力や業績への不安が和ら いだ。

石油関連:国際石油開発帝石(1605)が1.6%安の55万5000円、 出光興産が1.5%安の8390円など。鉱業指数は33業種の下落率1位、 石油・石炭製品は同3位となった。ニューヨーク原油先物7月限は20 日の時間外取引で一段安となり、一時、1バレル=1.7%安の91.42ド ルを付けた。世界景気の鈍化とギリシャ債務危機で燃料需要が減少する との見方が強まった。

不動産株:三菱地所(8802)が2.6%安の1298円など。東証1部 33業種で不動産は下落率第2位。今月末に予定されている米国の量的 緩和第2弾(QE2)の終了は、米国でのクレジットスプレッドの拡大を もたらす可能性があり、日本の不動産株を押し下げる要因になるとクレ ディ・スイス証券が指摘した。

オリンパス(7733):4.3%高の2787円。未定としていた12年3 月期の連結純利益予想を前期比2.4倍の180億円と17日に発表。東日 本大震災の影響が上期に残るが、下期の回復を見込む。ゴールドマン証 では17日付のリポートで、映像部門の黒字化計画が最大のサプライズ と指摘。下期には軟性内視鏡の生産回復や新製品投入効果などで業績モ メンタムが加速すると予想、目標株価を2500円から2600円に上げた。

マツダ(7261):2.1%高の199円。未定としていた2012年3月期 の連結営業利益予想を前期比16%減の200億円に設定する、と17日に 発表。ゴールドマン・サックス証券では、会社側予想は「市場の期待値 を上回った」と指摘、今後12カ月間の目標株価を220円から230円に 引き上げた。ブルームバーグ・データにあるアナリスト20人の今期営 業利益予想の平均は152億円。

東京電力(9501):4%高の314円。福島第1原発事故の収束に向 けた「工程表」の改定を17日に発表。12年1月までに原子炉を「冷温 停止」させるという目標・達成時期に変更はなかった。

りそなホールディングス(8308):2%高の364円。クレディ・ス イス証券は17日、投資判断を従来の「中立」から「アウトパフォーム」 に上げた。東電向け融資がないほか、国際的な規制強化で自己資本比率 の上乗せを求められる可能性が極めて低い点を評価した。

Jパワー(9513):7.3%高の2156円。他の電力会社のファンダメ ンタルズが厳しい中で、同社は国内電気事業で依然安定利益を確保する ビジネスモデルを維持していると指摘し、ゴールドマン・サックス証券 は17日に投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。今後12カ月 間の目標株価も2200円から2400円に変更。

富士通(6702):1.2%高の437円。未定としていた12年3月期の 連結営業利益予想を前期比1.8%増の1350億円にする、と17日に発表。 震災による減収や携帯電話の低価格化の影響などはあるが、海外サービ ス事業などの増収効果やプロダクト関連のコスト低減で補う計画。

椿本チエイン(6371):5.5%高の442円。クレディ・スイス証券 は17日、投資判断「アウトパフォーム」を継続した上で、目標株価を 従来の470円から720円に引き上げた。今下期からの利益率改善効果が 見込めるとしている。

旭ダイヤモンド工業(6140):3%高の1833円。一時、4.6%高の 1861円まで上昇し、1991年5月以来、約20年ぶりの高値を付けた。未 定としていた12年3月期業績予想を17日に公表、連結純利益は前期比 14%増の78億円と2期連続での過去最高益更新を見込んだため、良好 な収益環境が続いているとの見方が広がった。

積水ハウス(1928):1.7%安の705円。ドイツ証券は17日、投資 判断を従来の「買い」から「ホールド」に、目標株価を1100円から 850円に引き下げた。中国不動産への投資リスクを考慮した。

日本ガイシ(5333):2.5%高の1465円。東北電力が大容量NAS (ナトリウム硫黄)電池を設置すると17日に公表した。同電池は同社 製と一部で報道され、将来的な収益寄与が期待された。

エフテック(7212):5%安の1113円。未定としていた12年3月 期の連結営業利益は前期比60%減の31億円にする、と17日に発表。 前提為替レートは、通期平均で1ドル=80円。年間配当予想は、前期 と同じ1株当たり20円としている。

日本精工(6471):1.3%高の754円。自動車各社の想定を上回る サプライチェーンの修復と生産回復が業績に寄与するとし、クレディ・ スイス証券は17日に投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に 引き上げた。目標株価を650円から1000円に変更した。

ジェイテクト(6473):3.2%高の1146円。クレディ・スイス証券 は17日に目標株価を950円から1350円に引き上げた。投資判断は「中 立」で据え置き。

医学生物学研究所(4557):午後急騰し、19%高の318円で終了。 同社はこの日正午、中国での臨床検査薬事業の設立と治療用抗体の創 薬・開発を目的として、中国生物技術集団と包括的業務提携を結ぶこと で合意したと発表した。

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