東電:事故収束の目標時期変わらず-汚染水浄化システム停止でも

東京電力は、福島第一原子力発電 所の高濃度汚染水浄化システムの運転が稼働開始からわずか5時間 で停止している状況でありながらも、原子炉を「冷温停止」させると いう目標・達成時期に変更はないことを明らかにした。

東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理は19日の会見で、 システムの停止で原子炉冷却の全体の工程が中断し、解決策を模索し ていると述べたうえで、7月中旬をめどに放射線量が着実に減少にな っているとする「ステップ1」の目標・達成時期が遅れることはない との見方を示した。

東京電力は17日午後8時に、キュリオン社と仏アレバ社製の装 置を組み合わせたシステムで汚染水の浄化を開始。しかし、セシウム 吸着装置の線量が基準値を超える毎時4.7ミリシーベルトに到達し たのを受け18日午前0時54分に停止をした。

東電はまた、19日に福島第一原発2号機の原子炉建屋の二重扉 も開放すると発表した。同社資料によると、扉の開放により同建屋内 の湿度を低減させ、作業環境の改善を図る。建屋内の放射性物質濃度 を測定し、外部への影響が十分に低いことを確認したうえで実施する としている。

--取材協力:萩原ゆき、松山かのこ Editor: Tetsuki Murotani

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