東電:「冷温停止」など目標・達成時期に変更なし-工程表改定

東京電力は17日、福島第一原子力発 電所事故の収束に向けた「工程表」の改定を発表した。2012年1月まで に原子炉を「冷温停止」させるという目標・達成時期に変更はなかっ た。

新たな課題としては放射線管理と医療体制の改善が盛り込まれた。 具体的には内部被ばく線量を測定する「ホールボディカウンタ」を増設 するほか、福島第一原発に常駐する医師の数を増員する。作業員の健康 管理データベース構築なども検討課題として盛り込まれた。

このほか、放射能に汚染された地下水の遮蔽壁を検討する。水素爆 発を防ぐために1号機で実施されている窒素注入を2、3号機格納容器 にも拡大する。2号機は6月下旬、3号機は7月上旬の開始を目指す。

1、4号機に循環冷却システムを順次設置する予定で、3号機の使 用済み燃料プールにも6月中に循環冷却システムを設置する。

細野豪志首相補佐官は17日夕の合同記者会見で、「間もなく循環注 水冷却が始まったと報告できる。工程表のステップ1終了に向けて追い 込み期間に入った」と述べた。

合同記者会見に同席した東電の武藤栄副社長は、被ばく評価と熱中 症対策を推進する方針を示し、医師の増員や休憩所を増設することを明 らかにした。

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