マツダ:今期予想の純利益10億円-特殊要因の前期からは黒字化

マツダは今期(2012年3月期)連 結の純利益予想を10億円と発表した。特殊要因のあった前期の大幅赤 字から黒字転換する。4月28日の決算発表では東日本大震災の影響で 見通しの算定が困難として、業績予想の開示を見送っていた。

今期連結の売上高は前期比5.8%減の2兆1900億円、営業利益は 同16%減の200億円の見通し。自動車販売は同3%増の130万5000 台で、うち中国が同14%増などと計画している。国内生産台数は同

3.8%増の90万台の予定。為替レートの前提は、1ドル=83円(前期 86円)、1ユーロ=113円(同113円)。

マツダの尾崎清副社長兼最高財務責任者(CFO)は決算会見で、 震災の影響に関して、6月から生産が通常操業となることを明らかに した。

前期(11年3月期)は、震災による災害損失や北米事業に対して の関係会社事業損失引当金の計上による特別損失の発生、繰り延べ税 金資産の一部取り崩しなどが響き、純損益が600億円の赤字となった。

また、中国の販売強化については、11年に販売網を370店舗にす る計画。さらに、内燃機関の燃費を向上する新技術「スカイアクティ ブ」搭載の小型車「デミオ」を6月30日に発売予定。12年にはこの 技術を全面的に採用した新型CX-5を世界市場に投入する。海外調 達率については、現在の20%に対し、今後30%へ引き上げる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE