ブラジル株:続落-バーゼル委が銀行資本上乗せ案検討との報道で

16日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が続落。金利先高観の高まりが響いたほか、バーゼ ル銀行監督委員会が検討している草案では、銀行が規模を拡大する場 合に資本の上乗せを迫られる可能性があることが懸念された。

MSCIブラジル金融株指数はここ1週間で最大の下落。ネット 通販で同国最大手のB2Wコンパニア・グローバル・ド・バレジョが 3カ月ぶり大幅安となるなど、内需関連株が安い。金属相場の下落を 受けて、鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレも値下がりした。

ボベスパ指数は前日比1.2%安の60880.62で終了。同指数構成銘 柄のうち値下がりは51銘柄、値上がりは16銘柄。インフレ加速で経 済成長が損なわれるとの懸念から、同指数は昨年11月の高値から17% 下落しており、いわゆる弱気相場入りに近づいている。通貨レアルは

0.3%安の1ドル=1.6050レアル。

証券会社アティバ・コレトラのディレクター、アルバロ・バンデ イラ氏は、「市場はバーゼル委が提案している変更内容を嫌気した」と 指摘した。

バーゼル委の来週の会合を前に配布された草案によると、同委は、 大手銀行がさらに規模を拡大する場合に資本サーチャージ(資本の上 乗せ)を求める案を検討している。草案が公になっていないとして、 事情に詳しい関係者2人が匿名を条件に明らかにした。

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