米経常赤字:第1四半期は予想下回る-所得収支黒字は過去最大

米国の第1四半期(1-3月) の経常赤字は前期から増加したものの、市場予想は下回った。所得収 支黒字は過去最大となった。

米商務省が発表した第1四半期(1-3月)の経常収支は1193 億ドルの赤字となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト予想の中央値は1300億ドルの赤字だった。前期の赤字額は 1122億ドルと、速報値の1133億ドルから修正された。

第1四半期の経常赤字は対国内総生産(GDP)比で3.2%。 前期は3%だった。

財・サービスを合わせた貿易収支は1408億ドルの赤字と、赤 字額は前期の1187億ドルから拡大した。

所得収支は548億ドルの黒字と、黒字額は過去最大を記録。

移転収支は332億ドルの赤字。前期は334億ドルの赤字だっ た。

キャピタル・エコノミクス(トロント)の米国担当シニアエコノ ミスト、ポール・デールズ氏は統計発表前に、「米国は引き続き経常 赤字国となっているため、海外からの資金を引き付けることが必要だ」 と指摘。「現在、低水準にある米国債利回りは、投資家がこうした資 金提供に熱心であることを示している」と述べていた。

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