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海外勢2週ぶり売り越し、昨年9月来の売越額-6月2週の日本株

6月第2週(6-10日)に海外投 資家が再び日本株を売り越したことが明らかとなった。売り越しは連 続買い越し記録が途絶えた5月4週以来、2週ぶり。

東京証券取引所が16日発表した第2週の投資主体別売買動向(東 証・大証・名証の1・2部合計)によると、海外投資家は399億円売 り越した。売越額は、2010年9月4週(704億円)以来の水準。一方、 大阪証券取引所によると、海外投資家は日経225先物で同週に656億 円売り越すなど、先物でも売り越し基調だった。

同週の日経平均株価は、前の週に比べ0.2%高の9514円と5週ぶ りに反発した。10日には株価指数先物・オプション6月限の特別清算 値(SQ)算出もあった。

東海東京証券の鈴木誠一マーケットアナリストは、「現物は実際に は海外投資家が買い越していたと思われるが、それが売り越しとなっ たのは相場観に基づくというより、SQの影響だと考えられる」と指 摘した。ただ、先物については「海外株安に連動させるための売りが 出ていたようだ」としていた。

このほかの投資主体の動向は、買い越しでは信託銀行(金額692 億円)が3週連続、事業法人(78億円)が5週連続、投資信託(78 億円)が3週連続など。信託銀の買いは、株価下落に伴うウエート調 整目的のリバランスとみられている。半面、売り越しは証券会社の自 己売買部門(1359億円)が5週連続、個人(27億円)が5週ぶり。

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