米住宅差し押さえ:5月は33%減-手続き遅れ3年半ぶり低水準

米国の5月の住宅差し押さえ件 数は3年半ぶり低水準に減少した。銀行の抱える差し押さえ物件が増 加し、手続きが遅れていることが原因。米調査会社リアルティトラッ クの調べで分かった。

リアルティトラックの16日の発表によると、5月のデフォルト (債務不履行)や競売の通告を含む差し押さえ手続き開始件数は、前 年同月比33%減の21万4927件と、2007年11月以来の低水準。 前年同月比での減少は8カ月連続。前月比では2%減少した。全米で 605世帯に1世帯の割合で差し押さえの通告を受けたことになる。

リアルティトラックのジェームズ・サッカチオ最高経営責任者 (CEO)は発表資料で、「差し押さえ手続きの遅れが引き続き実態 を覆い隠している」と指摘。「前年比では大幅減少でも、新たに銀行 が差し押さえ保有する物件(REO)は売却物件数を毎月上回ってい る」と説明した。

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