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【テクニカル分析】銅の上昇続く-前回の強気相場の上限が支持線に

独立系アナリスト、ジム・ステラ キス氏のテクニカル分析によると、銅相場は1トン当たり8400-8600 ドルを超える水準を維持し、2年半に及ぶ上昇相場は続く見通しだ。こ の水準が前回の強気相場のピークだったためとしている。

添付のチャートは、2008年2-7月の相場の上限が約8600ドル で、その後リセッション(景気後退)による需要減退で下落したことを 示す。5カ月後に相場は再び上昇を始め、10年12月に前回の上限を超 え、月末時点で9600ドルを付けた。過去最高値の1万190ドルに達し た今年2月15日以降、約10%下落している。

調査会社テクニカル・アルファ(ニューヨーク)の創業者であるス テラキス氏は「先月、相場が下落中に再び関心が高まった」と指摘。 「8600-8400ドルのエリアは08年の大半の期間、売り手がコントロ ールしていた水準のようだ。これらの売り手がいなくなって以降、 8600-8400ドルは12月の上昇後、月間の支持線となっているはずだ」 との見方を示す。

バークレイズ・キャピタルによると、鉱山会社の生産ペースが需要 に追い付かなかったため、銅相場は08年末以降、3倍に上昇。供給は 2年連続で不足した。鉱石の銅含有率が過去最低水準に低下する中、原 材料生産会社は鉄鋼やエネルギー、人件費などあらゆるコストの上昇に 対応している。

世界の指標となるロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3 カ月物)の14日終値は9169ドル。バークレイズによると、年末まで に1万2000ドルに達する可能性がある。同社は生産が需要を67万 7000トン下回るとみている。これは消費の3.3%に相当する。

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