ブラジル株:反落、米経済指標とギリシャ懸念で-昨年7月以来の安値

15日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が反落し、昨年7月5日以来の安値を付けた。米景 気の減速とギリシャのデフォルト(債務不履行)の可能性で世界経済 の回復が腰折れし、ブラジルの輸出品に対する需要を後退させるとの 懸念が背景。

石油会社のOGXペトロリオ・エ・ガス・パルチシパソンエスと ブラジル石油公社(ペトロブラス)が安い。米ニューヨーク連銀が発 表した6月の同地区の製造業景況指数が昨年11月以来の低水準に落 ち込み、原油相場が下落したことが理由。金属相場の値下がりを受け て鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレも軟調。米銀JPモルガン・チ ェースが投資判断を「アンダーウエート」に引き下げたテレ・ノルテ・ レステ・パルチシパソンエスも下げた。

ボベスパ指数は前日比1%安の61603.74で終了。同指数構成銘柄 のうち値下がりは52銘柄、値上がりは15銘柄。通貨レアルは0.9% 安の1ドル=1.5984レアル。

ヘッジファンドのテオリカ・インベスチメントスのパートナー、 ロジェリオ・フレイタス氏(リオデジャネイロ在勤)は、「今朝発表の 統計は、米経済が成長鈍化の中での物価上昇に直面している可能性を 示唆しており、明らかに問題だ」と指摘した。

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