米CPI:5月は予想上回る伸び、自動車がコアをけん引

米国の消費者物価は5月に市場 予想を上回る伸びを示した。自動車からホテル宿泊料まで、広範な値 上がりを反映。原材料コストが他の財・サービスに転嫁されているこ とが示唆された。

米労働省が15日発表した5月の米消費者物価指数(CPI、季 節調整済み)は前月比0.2%上昇した。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミストの予想中央値は0.1%上昇だった。食品と エネルギーを除いたコア指数は前月比0.3%上昇と、2008年7月 以来の大幅な伸びとなった。市場予想は0.2%上昇。

コア指数が押し上げられたのは、新車の価格が1.1%上昇し、 09年10月以来の大幅な伸びとなったことが背景。これは日本の大 震災に伴う部品不足を反映している可能性がある。

同時に、他の財・サービスのコストも上昇。ホテル宿泊料は

2.9%、衣料品は1.2%、娯楽費は0.3%いずれも値上がりした。

食品価格は0.4%上昇。食肉と鶏肉、魚、卵の価格を示す指数 は1.5%上昇と、03年11月以来最大の伸びだった。

一方、エネルギーコストは前月比1%低下した。ガソリン価格は 2%の値下がりだった。

5月のCPIは前年同月比では3.6%上昇。2008年10月以来 最大の伸びとなった。コア指数は1.5%上昇と、昨年1月以来の大 幅な伸び。

ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのシニア債券 ストラテジスト、ジョン・ハーマン氏は、「エネルギーや商品の価格 圧力がコア指数全体の項目にまで広範に影響している」と指摘。「米 連邦公開市場委員会(FOMC)はインフレと戦っているという威信 を断固として主張しなくてはならない」と述べた。

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