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中国人民元、対ドルで17年ぶり高値付近-預金準備率引き上げで

中国人民元は15日、対ドルで17 年ぶりの高値付近で取引された。中国の金融引き締めが国内資産の利 回り上昇につながり、資金流入を促すとの観測が広がった。

中国人民銀行(中央銀行)が今年6回目となる市中銀行の預金準 備率引き上げを実施したことを受け、指標となる短期市場金利と2年 物国債利回りは2月以来の高水準に上昇した。5月の消費者物価指数 (CPI)が前年同月比5.5%上昇と、約3年ぶりの高水準を記録し たことを踏まえ、1カ月以内に利上げが行われる可能性があると、毎 日経済新聞が15日、中国社会科学院の研究員の話を基に報じた。

スコシア・キャピタルの外国為替シニアストラテジスト、サッシ ャ・ティハニ氏(香港在勤)は「国内金利の上昇は人民元の投資妙味 を高め、新たな元高圧力となる」と指摘した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上 海時間午後4時半(日本時間同5時半)現在、1ドル=6.4822元。前 日は6.4803元だった。今月8日には6.4755元と、公定・市場レート が統合された1993年末以降の高値を付けた。香港のオフショア市場で は、元は0.08%安の6.4810元。

ブルームバーグが集計したデータでは、人民元のノンデリバラブ ル・フォワード(NDF)は香港時間午後5時29分(日本時間同6時 29分)現在、0.17%安の1ドル=6.3915元。上海スポット取引の元相 場に対するプレミアム(上乗せ幅)は1.4%。

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