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アイフル:テレビ広告再開、顧客開拓で6月下旬から-収益体質改善

消費者金融アイフルは休止していた テレビ広告を近く再開する。新規顧客の開拓により融資残高を増やして 利息収入を底上げし、利益を確保できる体質への転換を進める。同社は 昨年9月の武富士破綻後の11月ごろから全国のテレビスポットCMを 中断していた。

アイフルは早ければ6月25日にも約7カ月ぶりに全国でテレビコ マーシャルを再開する計画だ。広報担当の竹倉耕平氏は「他社との競合 上、最低限の広告はしていかないとトップライン(融資残高)、顧客獲 得に影響が出る」と述べた。通勤電車内での広告なども検討する。

同社は貸出上限金利引き下げなどの規制強化や、顧客からの過払い 利息返還請求を受けて資金繰りが悪化し、私的整理の一種であるADR (裁判外紛争解決)手続きを通じて経営を再建中。銀行などから受けて いる融資返済や社債の償還資金を確保する必要がある。

アイフルではADRが承認された2010年3月期の2951億円の赤字 に続き、リストラを進めた11年3月期も319億円の赤字だった。収益 拡大を目的に昨年1月から一時CMを再開したが、武富士破綻後はCM がかえって過払い請求を誘発して経営を圧迫することなどへの懸念か らテレビスポットCMを止めていた。

15日のアイフル株終価は前日比1円(1%)高の102円。一時マイ ナスとなる場面もあったが、テレビCM再開の報道があった午後2時半 以降、上昇に転じた。同業のアコムやプロミス株は下落して終了した。

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