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カナダ・ドル:上昇、年初来で最大の上げ幅-利上げ期待織り込む

31日の外国為替市場でカナダ・ ドルは米ドルに対し、昨年12月以来の大幅高。カナダ銀行(中央銀 行)がこの日の金融政策決定会合後の声明で、「いずれは」刺激措置 を引き揚げる意向を表明した。

欧州当局者はギリシャへの追加支援を承認するとの観測から原 油・株式相場が上昇、カナダ・ドルは対米ドルで月間ベースの下げ 幅を縮小した。野村セキュリティーズ・インターナショナル(ニュ ーヨーク)のカナダ担当エコノミスト兼外国為替ストラテジスト、 チャールズ・サンタルノー氏(ニューヨーク在勤)は「市場の反応 はカナダ・ドルの急上昇となった」と指摘。「ほとんどが主に利上げ 期待を再び織り込む動きから来ている」と説明した。

カナダ・ドルはトロント時間午後5時(日本時間6月1日午前 6時)現在、前日比0.9%高の1米ドル=0.9685カナダ・ドル(1 カナダ・ドル=1.0325米ドル)。一時は同1.2%高と、日中の取引ベ ースでは昨年12月2日以来の大幅上昇を記録した。前日は0.9771 カナダ・ドル。

カナダ国債市場では、指標の2年物国債(表面利率1.75%、2013 年3月償還)利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇して1.54%、価格は7セント安の100.37カナダ・ドルだった。 カナダと米国の2年物国債利回り格差は5bp拡大して1.07%と、 約1週間で最大。

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