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日立物流株が続伸、今期は大幅な営業増益計画-新成長局面との声

企業物流の包括受託に強みがある 日立物流株が一時、前週末比4.2%高の1246円と続伸。11日の前期 (2011年3月期)決算発表時点では未定としていた今期業績予想を27 日に公表。連結営業利益が前期比42%増の226億円とアナリスト予想 を上回り、新たな成長局面を迎えつつあるとの評価が出ている。

同社が公表した今期(12年3月期)の営業利益計画は前期比42% 増の226億円で、2期連続の増益となる見込み。これまでは東日本大 震災による業績への影響が困難としていた。ブルームバーグが集計し たアナリスト予想平均値は185億円で、会社計画を22%上回る水準。 同時に、今期配当予想を1株当たり24円(前期22円)とした。

メリルリンチ日本証券の土屋康仁アナリストは27日付の投資家 向けリポートで、同社は震災の影響が相対的に少ない顧客が多い上、 過去数年で買収した子会社の収益性改善も想定されると指摘。今回の 会社計画は、子会社の業績寄与やのれん代を除いたベースでは営業 1%増益にとどまっているとし、現段階ではやや保守的と分析した。

さらに、日立グループ向け売り上げ依存度の低下や過去5年のM &A(合併・買収)の収益性改善が徐々に顕在化する局面に入ってい ると強調し、新たな成長局面を迎えると同氏は予想している。投資判 断は「買い」を継続した。

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