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【個別銘柄】ホンダ、ソニー、太陽光関連、大手銀、日阪製、サンリオ

株価変動材料の出た銘柄の終値は 以下の通り。

ホンダ(7267):前週末比1.3%安の3030円。カナダ国内向けの ウェブサイトで外部から不正アクセスがあり、約28万人の顧客の名前、 住所、車両番号など個人情報が流出したことが分かった。ホンダ広報担 当の山本桂太郎氏は28日、ブルームバーグ・ニュースの電話取材に応 じ、「クレジットなど金融情報や生年月日は流出していない」と回答。

ソニー(6758):2.1%安の2122円。不正アクセスによって顧客情 報が流出していた問題で、米下院が6月2日に開く公聴会に幹部が出席 して証言することに同意したことが28日明らかになった。同問題の先行 き不透明感などが警戒され、売りが優勢となった。

大手銀行株:三井住友フィナンシャルグループ(8316)が1.2%安 の2335円、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が1.1%安 の373円など。ギリシャの新民主主義党(ND)は27日、同国のパパ ンドレウ首相が打ち出した一段の緊縮財政措置に対し、支持を拒否。日 本でも自民党の石原伸晃、公明党の井上義久両幹事長が30日昼、内閣 不信任決議案を週内に提出する方向で最終調整することで一致したと共 同通信が伝え、先行き不透明感から銀行株が売られた。

太陽光発電関連株:三晃金属工業(1972)が22%高の338円で東 証1部上昇率2位、サニックス(4651)が12%高の259円で同4位。政 府の東日本大震災の復興構想会議が29日に開いた会合で、被災地での 再生可能エネルギーの導入推進が検討課題に挙がり、太陽光システムの 普及促進などが期待された。太陽電池製造装置を手掛けるワイエイシイ (6298)が7.9%高の843円。

コンドーテック(7438):18%高の993円で東証1部上昇率3位。 同社は4月27日に東証2部から同1部に指定替えした。指定替え日の 翌月末にTOPIXに組み入れられるため、TOPIX連動型のパッシ ブ運用ファンドなどの組み入れに先んじて買いを入れる向きが増えた。

日阪製作所(6247):9%高の918円で東証1部上昇率5位。同社 はプレート式熱交換器を手掛けているため、原子力発電所での外部循環 冷却装置などの受注を期待した買いが入った。

大平洋金属(5541):4%安の554円。10日の前期決算発表時点 で未定としていた今期(2012年3月期)業績予想を27日に公表。本業 のもうけを示す連結営業利益は前期比67%減の61億円とした。3月11 日発生の東日本大震災で八戸製造所が被災し、生産が停止していること が大幅減益の要因。年間配当予想は1株4円に設定、前期から13円減 配する。

内田洋行(8057):6.7%安の236円。11年7月期の連結営業損失 は22億円になる見通しと27日発表した。前回予想からは19億円の赤 字幅拡大。円高やデフレが長期化する中、震災の影響もあり、民間企業 の設備投資やIT化投資が抑制されるという。

スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684):1.5%安の 1279円。モルガン・スタンレーMUFG証券は27日、過去最高益を数 年以内に実現できるかはまだ流動的な印象だと指摘し、同社株の目標株 価を1500円から1200円に引き下げた。投資判断は「アンダーパフォー ム」で据え置き。

サンリオ(8136):4.9%高の3115円。一時3125円を付け、2000 年7月11日以来、約11年ぶりの高値を更新した。安定配当から、配当 性向30%を目標とする配当政策への転換を会社側が27日に表明。業績 好調を背景とした増配期待が膨らんだ。TIWの岡敬アナリストは、今 期業績は「米国からのライセンス収入増加」により増額修正の可能性が あり、配当予想も「40円へ引き上げられる可能性がある」とみている。 会社計画は30円。

東京電力(9501):1.6%高の326円。一時3.4%高まであった。 同社は30日、福島第一原子力発電所2号機の原子炉を冷やすために水 を注入する経路の変更作業を進めた。同日付の共同通信ニュースによる と、冷却の効率化や汚染水の発生低減を狙ったものだという。

フリービット(3843):13%高の29万9900円。中国の合弁会社F BIIが中国通信大手のチャイナ・テレコムの無錫支社と「M2M」 (ハードウエア同士がIPネットワークを介して相互に通信し合う)の 研究や市場開発などで提携すると30日午前10時に発表、中国事業の拡 大が期待された。

1stホールディングス(3644):10%高の620円。一時100円 (18%)高の663円と制限値幅いっぱいまで買われた。子会社のエフ・ アイ・ティが配当金を増額したことで同社が受け取る関係会社配当金収 入が増え、12年2月期の単体当期純利益予想を従来の21億円から前期 比5.8倍の40億円に増額修正した。発行済み株式総数の4.6%に相当 する160万株の自己株式を、きょう午前に大阪証券取引所J-NET市 場で取得したことも需給を支えた。

住友不動産(8830):1.2%高の1710円。バークレイズ・キャピタ ル証券は27日付で同社株の投資判断を「イコールウエート」から「オ ーバーウエート」に、目標株価を2000円から2400円にそれぞれ引き上 げた。不動産大手3社の中で賃貸事業の成長ポテンシャルが最も高く、 今後の景気回復局面で株価がアウトパフォームする可能性が高いとして いる。

大同特殊鋼(5471):1%高の487円。ゴールドマン・サックス証 券は27日付で同社株の目標株価を456円から480円に引き上げた。

池田泉州ホールディングス(8714):3.9%高の107円。資本効率 向上と株主利益増進を図り、6月29日から1年間で自社の第一種優先 株式1億1100万株を取得すると27日発表した。取得総額は約312億円。

ヤマザワ(9993):3.1%高の1071円。12年3月期の連結営業利 益を前期比6.2%増の27億5000万円と見込んだ。同社は山形県や宮城 県でスーパーやドラッグストアを展開。震災で休業していた店舗は5月 中にすべて開店したという。今期は宮城県下でスーパー2店を出店する 予定。

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