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米ニュージャージー州知事:北東部10州の排出権市場から脱退の方針

米ニュージャージー州のクリステ ィー知事(共和)は、同国北東部の州で構成する排出権市場から年末 までに脱退する計画を明らかにした。

クリスティー知事(48)は26日、トレントンで記者団に対し、北 東部10州で構成する「地域温暖化ガス・イニシアチブ(RGGI)」 について「環境に対する効果は識別できず、電力や住民、事業への課 税と変わらない」との見解を示した。RGGIはキャップ・アンド・ トレード方式により二酸化炭素(CO2)の排出を規制するプログラム。

同知事は「われわれには州や世界の環境をより良くする責任があ るとの考えに全く変わりはない」とした上で「機能しない仕掛けのプ ログラムに参加することによってそれを遂行するつもりはない」と述 べた。

このプログラムが採用するキャップ・アンド・トレード方式はオ バマ大統領が支持したものの、議会は昨年、これを承認しなかった。 同方式では発電所などにCO2排出量に応じて金銭的な負担を義務付 ける。RGGIのウェブサイトによると、このプログラムに参加する ニュージャージーやメーン、ニューハンプシャー、バーモント、マサ チューセッツ、ロードアイランド、コネティカット、ニューヨーク、 デラウェア、メリーランドの10州は排出権の入札実施により、08年以 降、8億6000万ドル(約700億円)以上を調達した。

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