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PIMCOグロース氏:貯蓄家の不利な立場、長期化も-低金利政策で

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用す るビル・グロース氏は、米国が債務負担軽減のために低い金利水準を 維持することで、貯蓄家は15年もの間、不利な立場に置かれることに なりかねないと警告した。

グロース氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 借り手と比較した場合、「貯蓄家は不利な立場に置かれている」と 述べ、「政策担当者は過剰な債務と魅力的過ぎる預金金利という不均衡 を是正しようとしている。要するに金融面からの抑圧であり、われわ れに言わせればすりだ」と指摘した。

グロース氏によると、米連邦準備制度理事会(FRB)の低金利 政策に加えて、インフレ加速に伴い実質利回りがマイナス傾向を強め ていることで、債券保有者は痛手を被っているが、政府は債務返済コ ストを減らす低金利の恩恵を受けている。10年物米国債利回りとイン フレ率の差が示す実質利回りは今月、2008年末以来で初めてマイナス となった。

グロース氏は米国債の代わりとなる投資先を探すべきだとした上 で、ドル以外の通貨建てで高利回りの新興国・地域の債券や、カナダ およびドイツの国債、米企業の証券も魅力的な選択肢だと語った。

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