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【テクニカル分析】原油:下落後106ドルに上昇か-昨年の相場に類似

ニューヨークの原油相場が向こ う数週間に1バレル当たり106ドルに上昇する可能性があるとの見方 を、ソシエテ・ジェネラルが示した。5月初めに下落し、その後、年 内を通じて上昇した2010年の相場と似通っているためとしている。

時価総額でフランス2位の銀行、ソシエテ・ジェネラルの商品担 当テクニカルアナリスト、ステファニー・アイムス氏(ロンドン在勤) によると、過去1年間の週間ベースの相場変動に基づけば、原油相場 はフィボナッチ数列に基づく支持線である95ドルから反発している。 今月の原油相場は月間ベースとしては昨年8月以来の下落となる可能 性がある。向こう数週間は「横ばい」で推移し、その後、フィボナッ チ数列に基づく次のリトレースメント(戻り)の水準である106ドル に上昇する可能性が高いと、同氏はみている。

アイムス氏は電話インタビューで「相場は昨年とほぼ同様の形状 になっている」と指摘。「5月前半の2週間に底値に達した。下げは 勢いを失っているため全体的な強気な動きの中の中間的な値固めにす ぎない」との見方を示した。

米ガソリン在庫が7週間ぶりの高水準に達し需要鈍化が示唆され たことを受け、原油相場は5月に入ってこれまでに11%下落している。

アイムス氏は「すぐに上昇が再開するとは予想していないが、相 場はまず、レンジの上限を試す展開になるだろう。上昇トレンドは持 続している」との見方を示した。

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