コンテンツにスキップする

ロンドン中心部の新築住宅購入シェア、アジア勢が初めて過半数占める

ロンドン中心部の新築住宅購入で アジアの買い手が初めて過半数を占めたことが、英不動産ブローカー、 ナイト・フランクのリポートで明らかになった。アジア勢は本国の住 宅価格の高騰を避け、ポンド安の好機に乗じている。

26日のリポートによると、4月までの半年間の取引に占めるアジ ア勢のシェアは59%と、前年同期の48%から上昇した。アジアの買い 手の大半は香港やシンガポールの出身者。両都市の住宅価格は今年、 過去最高値を付けている。

ナイト・フランクのパートナー、セバスチャン・ワーナー氏は25 日に電話インタビューで、「為替レートは極めて重要だ」と述べ、「彼 らの本国市場は信じられないほど過熱している」と指摘した。

アジア勢は本国の不動産価格高騰や投機抑制策で投資が妨げられ ていることから、より良好なリターンが見込まれる英国などの市場に 照準を合わせている。ナイト・フランクによると、アジア勢は過去2 カ月に約1億2000万ポンド(約160億円)相当に上るロンドンの不動 産を購入。大部分の購入価格は40万-100万ポンドだったという。

住宅相場が2007年7-9月(第3四半期)にピークを付けて以来、 ポンドは通貨バスケットに対して約25%下落した。シンガポール・ド ルは対ポンドで同期間に50%強上昇した。

新築物件の全購入に占める香港の買い手の割合は24%で、アジア 勢トップ。シンガポール勢は12%で2位、中国本土勢は10%で3位。 一方、英国の買い手は約35%と、前年同期の40%からシェアが低下し た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE