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元ゴールドマンのアリ氏に資金提供、代替投資で-インベストコープ

バーレーンの代替資産投資会社、 インベストコープは、米ゴールドマン・サックス・グループの自己勘 定取引トレーダーだったレザ・アリ氏のヘッジファンドに出資し、マ ーケティングでも支援する。仕組み金融分野での事業拡大の一環だ。

インベストコープでヘッジファンドを統括するデーパック・グル ナニ最高投資責任者(CIO)は、アリ氏(41)のプロシリス・キャ ピタル・マネジメントは証券化された債務とコーポレートクレジット を重視する方針だと説明、同社はインベストコープが拠出する一般的 な額である5000万-1億ドル(約41億-82億円)を受け取ったと述 べた。

同CIOは、こうした分野での経験のある運用担当者と「チーム を組むことを検討していたが、残念なことに信用危機の間に大半のポ ートフォリオが台無しになってしまった」とした上で、「アリ氏は信 用危機の間も多額の資金を運用し、その間の成績も良かった」と語っ た。

アリ氏は2009年にニューヨークでプロシリスを始める前、ゴール ドマンの米州プリンシパルファンディング・投資グループの責任者を 務めていた。電子メールで送付された資料によれば、アリ氏はゴール ドマンで「クレジット・仕組み金融資産と信用デリバティブ(金融派 生商品)の数十億ドルのポートフォリオ」を06-09年に運用していた。

アリ氏は電話インタビューで、ゴールドマンでの取引の詳細につ いてはこれ以上コメントできないと述べた。同氏によれば、証券化さ れた債務は信用危機時に前例のない安値となったがそこから記録的な 持ち直しとなっている。

アリ氏は、資産のニュアンスを理解しているファンドマネジャー があまりにも少ないため投資家にとって市場は魅力的だと指摘、「大 半のヘッジファンドがこの分野には取り組んでいなかった」と話した。 プロシリスは相場が上げても下げても利益を得られるよう「ショート (売り持ち)」、「ロング(買い持ち)」両方のポジションを積むと いう。

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