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EU:原発ストレステストの詳細で合意、143カ所が対象-人災も含む

欧州連合(EU)は域内の原 子力発電所向けに実施する安全性審査「ストレステスト」の詳細で 合意した。東日本大震災を受け、安全性を再検査する。

EUの行政執行機関、欧州委員会が25日公表した声明による と、域内にある原発143カ所へのストレステストには、地震や竜巻 のほか猛暑や豪雪などの自然災害のほか、原発付近の航空機事故や 爆発なども含まれる。テロ攻撃は除外されるという。

欧州委は声明で「日本の事故から教訓を得るとともに、欧州で 同様の事態が発生した場合に役立てるのが目的だ」と説明。「最も 重要な教訓の1つは予測不能な事態が発生し得ることだ。2つの自 然災害が同時に発生し、電力供給システムを完全に破壊することも あり得る」と続けた。

声明によると、3段階から成るストレステストは遅くとも6月 1日に開始される。まず運営事業者は質問書に記入し、これを各国 の規制当局が検査。さらに各国がまとめたリポートを他国の規制当 局や欧州委の担当者が評価する。

最終結果は2012年4月末までに公表される予定。同審査に合 格しなかった際の措置はEU加盟国によって決定される。

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