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中国株(終了):上海総合指数、5日続落-年初来高値から10%下落

中国株式市場は、上海総合指数が 5営業日続落し、今年の高値から10%下落した。当局の不動産規制強 化や金融引き締めに伴う銀行利益圧迫への懸念が強まった。

中国工商銀行(601398 CH)や中国建設銀行(601939 CH)を中 心に銀行株が下落。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S &P)が、金融政策の引き締めは与信の損失を大幅に拡大させ、銀行の 収益性を悪化させる可能性があると指摘したのが響いた。中国農業銀行 (601288 CH)も安い。

中国最大の不動産開発会社、万科企業(000002 CH)は8カ月ぶり の安値に下落。中国当局が投機的な住宅需要を抑制すると伝えた上海証 券報の報道が嫌気された。一方、原油相場の上昇を受け、ペトロチャイ ナ(中国石油、601857 CH)は1.7%高。

華西証券の魏瑋アナリストは「予見し得る将来に金融政策の引き 締めと不動産規制の強化があろう」と指摘。「国外の環境は改善してい るものの、国内の引き締め政策が響き、株式相場の変動余地はあまりな い」との見方を示した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比25.32ポイント(0.9%)安の2741.74と、 1月26日以来の安値で終了。4月18日に記録した年初来高値から 10%下落し、いわゆる調整局面入りとなった。上海、深圳両証取のA 株に連動するCSI300指数は前日比1.2%安の2990.34。

--Zhang Shidong. Editor: Allen Wan

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 or hshibata@bloomberg.net  Editor:Masashi Hinoki 記事に関する記者への問い合わせ先: Zhang Shidong in Shanghai at +86-21-6104-3040 or szhang5@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Darren Boey at +852-2977-6646 or dboey@bloomberg.net

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