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ソニー:カナダで約2000人分の顧客情報流出、アジアでも不正侵入

ソニーの携帯電話やスマートフォ ン事業を手がけるソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーション ズで情報が流出したほか、ソニー関連の海外のサイトが不正アクセス を受けたことが分かった。国内の一部サイトもハッカーの攻撃を受け ていた。

ソニー広報者の大曲昌夫氏が25日、ブルームバーグの電話取材 に対し確認した。ソニー・エリクソンのカナダのウェブサイトでは、 不正侵入された結果、約2000人分のメールアドレスなどの個人情報 が流出。クレジットカード情報の流出はないという。

ソニー・ミュージックエンタテインメントのインドネシアのサイ トは、一部改ざんされたとの情報がツイッターに流れ、21日にサー ビスを停止した。被害報告は出ていない。タイの販売子会社のサイト を調査したところ、不正アクセスの形跡が23日に確認された。

日本のソニー・ミュージックが運営する一部アーティストのサイ トもハッカー攻撃を受けたことを24日確認した。一部情報が海外の サイトに転送されたが、顧客情報は流出していない。

ソニーグループのサイトでは、22日にもギリシャのソニー・ミ ュージックエンタテインメントのウェブサイトもハッカーの不正侵 入を受け、約8500人分の個人情報流出が発生したばかり。流出した のは顧客の氏名やメールアドレスなどだが、クレジットカード情報は 含まれていない。

こうした相次ぐ情報流出に対し、みずほインベスターズ証券の倉 橋延巨氏は「相当深刻。北米中心の事件とみていたが、世界各国で、 それもソニー・ミュージックを含めた事業全体に飛び火している感じ。 どこまで広がるのか、予断を許さない状況」と受け止める。

SMBCフレンド証券の中西文行氏も「流出がとめどなく続くな ら、ブランド価値自体が低下する。特に、海外投資家はブランドイメ ージにナーバスになっている」と懸念を示した。

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