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4月の米耐久財受注は減少か、震災による部品不足などで-BN調査

4月の米製造業耐久財受注は減少 したもようだ。航空機の需要減少に加え、東日本大震災の影響で自動 車部品の供給に支障が出たことを反映する数字になると、エコノミス トは指摘している。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、25日に発表され る4月の製造業耐久財受注は、前月比2.5%減少(81社の予想中央値) したと見込まれる。3月は同4.1%増(改定値)と6カ月ぶりの大幅 増加だった。変動の大きい輸送用機器を除く受注は同0.5%増(50社 の予想中央値)とみられる。

また、コンピューターや通信機器など、設備投資の先行指標とな る航空機を除く非国防資本財(コア資本財)は同2.1%減(6社の予 想中央値)と予想される。コア資本財は2005年末以降、3回の例外を 除いて各四半期の最初の月に減少している。

米ボーイングの航空機受注は4月に落ち込み、自動車メーカーの 生産ペースは部品不足で鈍化した。ただ、日本の製造業が回復しつつ あるため、部品不足は一時的なものにとどまる可能性がある。また、 農業機械最大手のディーアや複合企業のゼネラル・エレクトリック(G E)は海外で売り上げを伸ばしており、製造業活動の拡大が続くこと を示唆している。

4キャストのシニアエコノミスト、ショーン・インクレモナ氏(ニ ューヨーク在勤)は「受注の勢いは幾分失われつつある」と指摘。「米 景気は加速ではなく、じりじりと上に向かっているのにすぎず、設備 投資の動向はやや鈍化している。製造業にとって日本の状況が下振れ リスクだが、これは一時的なものにとどまるだろう」と語った。

米商務省は午前8時半(ワシントン時間)に耐久財受注の統計を 発表する。調査の予想レンジは前月比5.7%減から2%増。輸送用機 器を除く受注の予想レンジは同1.2%減から1.8%増。

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