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香港のロングトップ:デロイトが監査辞退-SECが財務調査を開始

香港の金融ソフトウエアメーカー、 ロングトップ・ファイナンシャル・テクノロジーズは23日、同社の監 査を米会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツが辞退したと発表し た。米証券取引委員会(SEC)はロングトップの財務諸表に関する 調査を開始した。

ロングトップの報道資料によれば、同社のデレク・プラシュク最 高財務責任者(CFO)は「銀行預金と融資バランスに絡んだ財務記 録の虚偽」などの問題のため辞任した。デロイトも同様の理由で監査 法人から外れた。SECはロングトップに対し、デロイトの申し立て に関連する状況について調査していることを通告したという。

ゴールドマン・サックス・グループとドイツ銀行が2007年に新規 株式公開(IPO)を担当したロングトップは、年次報告書の提出が 遅れたことから、ニューヨークでの取引が今月17日以来停止となって いる。

SECによる同社への調査は、非公開企業が上場企業を買収する いわゆる「逆買収」を通じ米国で株式公開した中国企業に対する当局の 検証が広がっていることを示している。SECは昨年、逆買収に対す る調査を開始。逆買収では、IPOに関する当局の審査と投資家の評 価を経ずに上場が可能となる。

ロングトップの資料によると、デロイトは22日の監査辞退を告げ る書簡で、財務諸表に虚偽があることが判明したと説明。監査過程に おいて違法行為を含む「ロングトップ経営陣の特定のメンバーによる 手の込んだ干渉」があったとしている。

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