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三井物株が反発、原油流出事故でBPと和解-支払額が想定を下回る

総合商社大手の三井物産株が反発。 米国メキシコ湾の原油流出事故をめぐる費用負担問題について、同社間 接子会社に費用負担を求めていた英石油大手BPと和解が成立したと発 表。子会社の支払額が市場の想定を下回り、費用懸念が後退した。

株価一時、前週末比3.1%高の1386円まで反発。日中上昇率は3 月24日以来2カ月ぶりの大きさ。

三井物産の20日発表によると、同社子会社のMOEXオフショア がBPに対して10億6500万ドル(約873億円)を支払う代わりに、B PはMOEXに対する一切の請求権を放棄する。昨年春のメキシコ湾の 原油流出事故を受けて、事業主体のBPは、10%の権益を持つMOEX が負担すべき金額として総額21億4400万ドル(約1757億円)を請求 していた。今回の和解による支払額はこの約半分となる。

野村証券の成田康浩シニアアナリストは支払額について、「思った より少ないというのがマーケットの見方」と述べ、和解と支払額が想定 を下回ったことが好感されたとみる。また成田氏は、支払いがいくらに なるか分からないという懸念が払しょくされたことで、投資に対して説 明責任が必要な機関投資家が買いやすくなっていると指摘していた。

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