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英中銀デール氏:インフレ抑制に向け利上げを-景気回復が不透明でも

イングランド銀行(英中央銀行) のチーフエコノミスト、スペンサー・デール氏(金融政策委委員)は、 英国の景気回復がいまだ確固たるものになっていなくても、インフレ 抑制のために政策金利を引き上げるべきだとの認識を示した。

同氏は21日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に掲載さ れたインタビューで、「景気回復が確固たるものになっていると全面的 に確信しているわけではない」としながらも、「インフレ動向に関する 懸念の方がずっと大きい」と指摘した。

4月のインフレ率は前年同月比4.5%と、2008年以来の高水準と なり、イングランド銀のキング総裁は政策金利を過去最低の0.5%か ら引き上げない理由の釈明を余儀なくされた。デール氏は2月以来、 金融政策委員会(MPC)で利上げに票を投じている。英中銀スポー クスマンはデール氏の発言内容を確認した。

デール氏は「利上げを支持することについて特に喜ばしく思って いるわけではない」として、景気よりもインフレ抑制という「不愉快 な理由のためだ」と説明した。MPCは過去2年余りにわたり政策金 利を据え置いている。

同氏はまた、借り手への影響などを理由に、利上げの「程度につ いては慎重な姿勢」を維持していると指摘。「一部の家計に及ぼしかね ない影響を軽視しているわけではないが、インフレが一段と長期化し、 わが国の信用力が損なわれ始めれば、経済全体のコストがさらに膨ら む恐れがある」との見解を示した。

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