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メルケル独首相率いる与党、ブレーメン州で第3党に後退-SPD勝利

ドイツのメルケル首相率いる与党 キリスト教民主同盟(CDU)はブレーメン州での州議会選挙で第3 党に後退した。最大野党の社会民主党(SPD)が再び勝利した今回 の選挙について、CDUは欧州債務危機への対応を余儀なくされた結 果だとの見解を示した。

テレビのZDFが22日報じた出口調査によると、SPDの得票率 は38%で、64年にわたるブレーメン州での支配力を強固にした。緑の 党は23%で第2党。緑の党は過去4年にわたりSPDと連立を組んで いる。メルケル首相率いるCDUの得票率は21.5%と、1959年以降で 最悪の結果となった。ドイツで最も小さい州であるブレーメンには自 動車輸出の拠点であるブレーマーハーフェン港などがある。

ドイツの失業率は19年ぶりの低水準となり、昨年に続き今年も 3%の経済成長が見込まれているものの、今年行われた5回の州選挙 は全て、CDUが支持を失っていることを示す結果となった。メルケ ル首相は福島第一原子力発電所の事故後、従来の原発推進政策からの 転換を図る方針を示しているが、有権者を納得させるには至っていな い。また、危機的状況が1年余り続くユーロ圏高債務国への支援継続 の必要性についても有権者の理解を得にくい状況だ。

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