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欧州債:ギリシャ10年債、4日続落-ECB総裁の担保拒否報道で

欧州債市場では、ギリシャ10 年債相場が4日続落。同国債務の返済期限が延長された場合、欧州中 央銀行(ECB)がギリシャ債を融資担保として容認しないとの懸念 が広がった。

ギリシャ10年債のドイツ10年債に対するスプレッド(上乗せ 利回り)は4日連続で拡大。ECBのトリシェ総裁は欧州各国の財務 相に対し今週、ギリシャの債務返済期間が延長された場合、同国債を 格付けに関係なく担保として受け入れる昨年からの特別措置を無効に すると伝えたと、フィナンシャル・タイムズ・ドイツ版(FTD)が 欧州当局者の発言を引用して報じた。

スペイン国債は下落。同国政府がこの日実施した国債入札で、発 行高が目標上限を下回ったことがきっかけ。ドイツ国債も軟調だった。 株高を背景に、域内で最も安全とされる同国債への需要が後退した。

ラボバンク・インターナショナル(ロンドン)のシニア債券スト ラテジスト、リチャード・マクガイアー氏は、「トリシェ総裁の発言 で、ギリシャ債務問題への対策をめぐるユーロ圏当局者間の意見の相 違が一段と鮮明になった」と述べ、「ギリシャ債が担保として受け入 れを拒否されれば、ギリシャの銀行セクターで耐久不可能な流動性不 足を引き起こす可能性がある」と続けた。

ロンドン時間午後4時13分現在、ギリシャ10年債利回りは前 日比22ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の

16.02%。一方、ギリシャ2年債利回りは17bp低下し24.82%。 スペイン10年債利回りは4bp上げて5.40%、スペイン2年債の 利回りは5bp上昇し3.50%。

この日のドイツ2年債利回りは1.84%、ドイツ10年債利回り は3.13%となった。

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