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4月の米中古住宅販売は2カ月連続増、失業保険申請は減少か-調査

4月の米中古住宅販売件数は2 カ月連続で増加したもようだ。ただ、投げ売り状態の物件を投資家が 現金で買いたたくという状況に伴うもので、ほぼ2年にわたり不動産 業界の回復に弾みがつかない様子が示されるとエコノミストはみてい る。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、19日発表の4 月の中古住宅販売件数は前月比2%増の520万戸(年率換算、75社 の予想中央値)が見込まれている。同日発表される先週の新規失業保 険申請件数は減少し、5月のフィラデルフィア連銀管轄地区の製造業 活動は拡大したとみられる。

BNPパリバの米国担当エコノミスト、イレーナ・シュルヤティ エバ氏(ニューヨーク在勤)は「全額現金での取引が増えつつある」 と指摘。「100%現金払いによる価格交渉力と投資の動きが供給物件 の消化に寄与している。引き続き緩やかな需要回復が見られるだろう」 と語った。

全米不動産業者協会(NAR)は午前10時(ワシントン時間、 以下同じ)に中古住宅販売件数を発表する。ブルームバーグ調査での 予想レンジは509万-540万戸。2005年には過去最高の708万戸を 記録したが、昨年は13年ぶりの低水準となる491万戸に落ち込んだ。

同時刻に発表される米フィラデルフィア連銀管轄地区の5月の製 造業景況指数は、20(59社の予想中央値)と、4月の18.5から上 昇が見込まれる。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが同時刻に発表する4月 の米景気先行指標総合指数(LEI)は前月比0.1%上昇(58社の 予想中央値)となったもよう。3月は同0.4%上昇だった。予想通り なら、昨年8月以来の低い伸びとなる。

米労働省が午前8時半に発表する新規失業保険申請件数は42万 件(49社の予想中央値)と、前週の43万4000件から減少したとみ られる。2年ぶりの低水準となった2月の37万5000件を依然とし て上回るもようだ。

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