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DOWAH株が連騰、震災後の廃棄物処理需要見込み野村証は格上げ

DOWAホールディングス株が続 伸。東日本大震災に絡む廃棄物処理で、環境・リサイクル分野の事業 機会が拡大しているなどとし、野村証券では18日付で投資判断を従来 の「中立」から「買い」に引き上げた。今後の業績上積みを見込む買 いが優勢となった。

株価は一時前日比3.8%高の517円まで上昇。投資家の長期売買 コストを示す200日移動平均線(516円)をにらむ動きとなっている。

野村証券の松本裕司アナリストは18日付のリポートで、自動車減 産の悪影響が懸念されていたが、自動車メーカー各社が生産回復時期 を前倒しし、この懸念は小さくなっていると指摘。また環境・リサイ クル分野では、微量PCB廃棄物の処理事業が今下期から本格的に収 益貢献するとみられるほか、足元で震災関連の廃棄物処理の受け入れ が開始されており、同事業の成長が加速するとの見解を示した。

松本氏は廃棄物事業に関し、「秋田地域で最終処分場を有している 点などで、社会的な必要性が大きくなる結果、収益の拡大も進む」と 予測。野村証では、今期(2012年3月期)の連結営業利益は220億円 と、会社側予想の190億円を上回るとみる。投資判断の引き上げとと もに、目標株価を従来の540円から650円に引き上げた。

DOWAHの前期決算時の環境・リサイクル事業の売上高比率は 18%で、最も高いのが製錬の43%。

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