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日電産株2カ月半ぶり高値、想定以上のHDD生産回復をGS証評価

HDD用小型モーターで世界首位 の日本電産株が、約2カ月半ぶりの高値を付けた。想定以上のHDD の生産回復が業績に好影響を与えるとして、ゴールドマン・サックス 証券では「買い」の投資判断を継続、目標株価を引き上げたため、今 後の収益拡大と株価の上昇余地を見込む買いが優勢になった。

株価は一時前日比1.2%高の7540円と4日続伸し、3月4日(7630 円)以来の高値水準を回復。投資家の中期売買コストを示す75日移動 平均線(7329円)を明確に上抜ける展開となってきた。

ゴールドマン証の高山大樹アナリストは18日付のリポートで、半 導体不足による生産制約の早期緩和、減少した流通在庫の補充などを 背景に、HDDの生産回復は想定以上に早まると予想。従来1億6000 万台と想定していたHDD業界の生産数量を、4-6月に1億6000 万-1億7000万台、7-9月に1億8000万台超の方向性に変化しつ つあるとした。

数量回復が1四半期早まれば、工場稼働率の上昇を通じ、高い収 益レバレッジによる収益の早期回復につながると高山氏は評価。今期 (2012年3月期)の連結営業利益は会社側予想の850億円、同証の従 来予想940億円に対し、1000億円に上振れるとの見方を示している。 「電子部品セクターの相対パフォーマンスでは、HDD関連銘柄の期 待値が短期改善する可能性があろう」とし、同証では投資判断「買い」 を継続、今後12カ月間の目標株価を7500円から8200円に引き上げた。

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