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仏ソシエテ、元外為トレーダーを提訴-顧客情報を転職先企業に流す

時価総額でフランス2位の銀行、 ソシエテ・ジェネラルは、同行の元外国為替トレーダーが転職先のク レディ・アグリコルに、顧客が関与する取引の機密情報を不正に流し たとして提訴した。クレディ・アグリコルは同3位。

マンハッタンの米連邦地裁に17日提出された訴状では、ソシエ テは元トレーダーのカーマ・テンジン氏にデータの返還を命じるよう 求めている。同行によると、テンジン氏は2010年1月からクレデ ィ・アグリコルに転職した今年4月28日まで、外為デスクでジュニ アトレーダーとして勤務。テンジン氏がソシエテのニューヨークオフ ィスから持ち出したとされる資料とコンピューターサーバーが、同氏 の現在のニューヨークオフィスのハード・ディスク・ドライブから見 つかったという。

ソシエテは訴状で、テンジン氏は採用を勝ち取る上で望ましさに 欠けることを十分認識し、「他の候補者に対し自分の価値を高めよう とした」と指摘。その上で「同氏はソシエテで守秘義務の必要性を教 え込まれていた」として、「そうした資料を持ち出すことが不正だと 分かっていた」と主張している。

クレディ・アグリコルの広報担当、アンヌソフィー・ジャンティ ール氏(パリ在勤)は、勤務時間外で連絡が取れず、コメントは得ら れていない。ニューヨークのクィーンズ地区のテンジン氏名義の電話 番号には誰も応答しなかった。

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