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ルネサス:前期は1150億円の最終赤字-震災、事業構造改善費で

ルネサスエレクトロニクスは18 日、前期(2011年3月期)の連結決算を発表した。純損益は1150億 円の赤字(前の期は旧NECエレクトロニクスとルネサステクノロジ の業績の単純合算で1378億円の赤字)だった。東日本大震災による 固定資産の修繕費用などの特別損失が響いたほか、事業構造改善費用 などが赤字の要因。

ブルームバーグが算出したアナリスト7人の純損益の予想平均 は979億円だった。売上高は1兆1379億円(前の期は同1兆624億 円)、営業損益は145億円の黒字(同1133億円の赤字)だった。

同社は昨年合併後に、製造固定費の削減、生産性向上などを図っ た結果、売上原価率が大幅に改善し、営業損益の黒字化に貢献した。 原価率改善効果は880億円だったとしている。

東日本大震災による被害損失は、約430億円にのぼる固定資産の 修繕費など合計で655億円、うち約85%が茨城県ひたちなか市の那 珂工場の損失だった。同社は震災の被害で495億円を特別損失に計上 した。事業構造改善費306億円なども合わせ、前期決算に計上した特 別損失は計1182億円と前の期に比べて約1100億円増加した。

今期業績予想は、震災の影響により開示が困難として、公表を見 送った。7月めどに開示するとしている。

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